強い紐帯(頻繁に顔を合わせる、よく会うなどの関係)は、濃密なコミュニティを生むが、閉じたコミュニケーションしか生じないので、意図せざる結果が生まれにくい。
弱い紐帯(会わないが、たまに連絡をとるなどの関係)は、それそのものがコミュニティを形成することはないが、コミュニティ間のブリッジとなるため、意図せざる結果が生じやすい。
つまり、弱い紐帯がコミュニティ間の混血を促す。そして、混血こそが、新しい情報をもたらし、イノベーションを促進する。
マーケティング論で学ばなければならない内容が体系的に網羅されている良質な国産の教科書。コトラー&ケラーのマーケティングマネジメントと比較しながら読んでいくとよさそうです。