迎春。あけましておめでとうございます。
二〇一二 歩みを、止めない。
二〇一三 新しきを、始める。
暴力的に横面をはたかれた2年前、
お前も前に進めよ、と、自らを奮い立たせ、
思い切って新しい環境へと飛び込みました。
良き仲間、良き師に恵まれ、居場所を見つけられた気がして、
一心不乱に学びに打ち込みました。
正直、何か、救われた気がしました。
進学を後押しをしてくださった学部時代の恩師が一昨年末に急逝されました。
直前に学問のあり方について議論させていただいたことを今でも覚えています。
歴史を学ぶことは素晴らしく大切だが、
それは、新しきことのために学ぶのだ、と。
そうか、前に進むばかりでは、何も生まれない。
新しきを、始めねば、と、決意を新たにした昨年、
英語論文の翻訳に挑戦したり、
学会のカンファレンスに出席してみたり、
論文の執筆に取り組んだり、
仕事面でも新しいスキームづくりに自分なりに挑戦してみたりして、
芽が出始めたかなあ、と、それなりに手応えを感じているところ。
ここでもまた、新しい出会いがたくさんありました。
縁というものの不思議さやありがたさが身に沁みております。
関わってくださったすべての皆さんに
さあ、新年です。
今年はどうしようか、と、初日の出を眺めながら、思いを巡らせています。
しかし、今年は、これしかないかな、と。
昨年末くらいから、呑んだくれながらも、考えていた言葉。
命懸けの、跳躍。
石井淳蔵先生の偉大なるコンセプト、拝借。
(恐らく、元ネタはマルクス?)
いよいよ修論も完成、最終の口頭試問を経て、BSも修了です。
さあ、何をしようか。
問われているのは、そこで得た知識などではなく、それを活かして何を成すか。
友の帰還、師の遠征、そして新しい家族との生活。
今年も激動の予感がしますが、今年は不安よりも期待で胸が膨らんでいます。
わくわく、しています。
命懸けの跳躍に向けて。
二〇一四年 元日