FUT AI&IoT Center

ご縁をいただきましてこの度,FUT AI&IoT Center に迎えていただきました。

恐らくセンター設立以来初となる社会科学系研究者ではないかと思います。私が所属することについて,センター長の芥子先生(電気電子情報工学科・博士(工学))とは幾度となく議論させていただきました。

工学系・情報学系の先生方に混ざることで,私は価値(バリュー)を発揮し,組織に貢献できるのか,と。

しかし,幾つかのWG(ワーキンググループ)にお招きいただき,お試しで参加させていただく中で,ちゃんとやれそうだと思いました。

むしろ,社会科学の知見やアイデアを持ち込むことによって,彼ら彼女らが持つ技術的な知見を活かすことができる。

逆に彼ら彼女らの知見に触れることによって,社会科学系の新たな「問い」が立ち上がる。

そのような感覚を持つに至りました。

私の研究の柱のひとつである,社会科学系「AI研究」は,立命館大学 OIC総合研究機構(客員研究員)を中心に,日本マーケティング学会 リサーチプロジェクト「AI研究会」を主軸に置いて活動してきました。これからは本務校である福井工業大学においても「AI&IoTセンター」を中心に,地元・福井の地域課題の解決を主眼としながら,これを相互に行き来することにより,更なる知の創造を目指していきたいと考えております。

主な研究プロジェクトとして「観光マーケティングへのAI&IoT活用」「農業へのAI&IoT活用」「生成AIの企業活動への導入」「マーケティング倫理」を想定しておりますが,それ以外にもご関心のある実務家の方がいらっしゃいましたら,ぜひお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです(今年度の人的リソースは既に尽きておりますので,ワンショットのプロジェクト以外は来年度以降のご検討をお願いすることになると思いますが,壁打ちやご相談だけでもよろしければ,可能な限り対応させていただきます)

浅学非才の身ではございますが,「好奇心」と「情熱」でこれを乗り越えていく所存です。

引き続き,ご指導ご鞭撻の程,何卒よろしくお願い申し上げます。

2025年10月7日

麻里 久 拝

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